長野県佐久穂町にある空き家の敷地で、お庭の剪定と枝の処分を承りました。

「木は切らずに、なるべく活かしたい」
今回のご依頼は、通常の伐採案件とは少し毛色が違いました。オーナー様のご意向は、「空き家も含めて、今あるものをなるべく大切にしたい」というもの。建物は空き家再生のリフォームを進められており、それに合わせてお庭も整備したい——ただし、木を全部切ってしまうのではなく、なるべく生かしたまま、きれいに見せたいというご要望でした。
この気持ちはとてもよく分かります。長年そこに根を張ってきた木には建物と同じように歴史があります。「全部切ってスッキリ」が正解の現場もありますが、今回は木を活かすことで、お庭そのものを再生するというアプローチを取りました。
伐採ではなく「風と光を通す」剪定
具体的に行ったのは、敷地内の庭木の剪定です。伐採してしまえば手っ取り早いのですが、今回の目的はお庭の雰囲気を残しつつ整えること。枝を間引き、重なり合った枝葉を整理することで、お庭の中に風と光の通り道をつくることを主眼に置きました。


密集していた枝葉がなくなると、木の幹のラインが見えるようになり、地面にも木漏れ日が差し込むようになります。それだけでお庭全体の印象がガラッと変わる。暗く鬱蒼としていた空間が、手入れの行き届いた明るいお庭に見違えます。空き家のお庭は「荒れている」という印象を与えがちですが、剪定ひとつでその印象を大きく覆すことができます。
剪定枝をチップ化してお庭に還元
剪定で出た枝の処理にも、今回はひと工夫しました。幹の部分は処分のためにお預かりしましたが、枝はすべてチッパー機にかけてウッドチップにし、そのままお庭に敷き込みました。
この方法には3つのメリットがあります。
①雑草の抑制になる:
ウッドチップを地面に敷くことで日光が遮られ、雑草の発芽を抑える効果があります。空き家のお庭は放っておくとすぐに雑草だらけになりますが、チップを敷いておけばその頻度を大幅に減らせます。
②お庭の見栄えが良くなる:
土がむき出しの地面よりも、チップが敷かれた地面の方がずっと清潔感があります。剪定で整えた木々の足元にウッドチップが広がると、手入れされたお庭という印象がぐっと強まります。
③処分費用を抑えられる:
枝をすべて持ち帰って処分すると、搬出・処分にかかるコストが発生します。現場でチップ化してお庭に活用すれば、その分の費用を丸ごと節約できます。伐採した木をゴミにせず、敷地内で循環させるという当店の考え方にも合致した方法です。
空き家のお庭、放置していませんか?
空き家の管理というと、建物の維持やリフォームに意識が向きがちですが、近隣の方が最初に目にするのは実はお庭の状態です。草が伸び放題、枝が道路や隣地にはみ出している、落ち葉が堆積している——こうした状態は、近隣トラブルの原因になるだけでなく、「管理されていない空き家」という印象を与え、不法投棄や不審者の侵入を招くリスクにもつながります。
逆に、お庭がきれいに整っていれば、たとえ空き家でも「きちんと管理されている」と周囲に伝わります。今回のように、剪定だけでもお庭の印象は劇的に変わります。リバースウッドでは、こうした空き家のお庭の整備を幅広く承っています。
・伸び放題の庭木の剪定・伐採
・敷地内の草刈り・除草
・剪定枝・伐採木の処分(チップ化再利用も可能)
・落ち葉清掃・敷地の片付け
・年間を通した定期管理プラン
空き家リフォーム業者様からのご依頼も、空き家を購入された個人のお客様からのご依頼も、どちらも歓迎です。「お庭のことで何か困っている」という段階でお気軽にご相談ください。