【佐久市の特殊伐採事例】ソーラーパネルと電線に挟まれた狭小敷地でスギ1本・ケヤキ4本を安全に処理

佐久市ヘルシーテラス裏にて、特殊伐採の作業を行いました。今回の現場は、ソーラーパネルと電線に挟まれた狭小敷地という、なかなかの難条件。ご依頼の内容は、敷地内にあるスギ1本とケヤキ4本、合計5本の伐採です。

倒す方向がない!だからロープで登る

現地を確認してまず思ったのは、「どの木も倒す方向がない」ということでした。片側にはソーラーパネル、もう片側には電線。さらに敷地自体が傾斜地で、周囲にスペースの余裕がほとんどありません。通常の伐採のように根元から切り倒す方法は、どう考えても使えない現場です。

そこで今回は、すべての木にロープとハーネスを使って実際に登り、上部から少しずつバラしながら切り下ろしていく**特殊伐採(ロープクライミング伐採)**で対応しました。ソーラーパネルや電線を傷つけないよう、一枝ずつ慎重に切り離し、下に落とす位置もコントロールしながらの作業です。

3日間の工程で一番気を遣ったのは「置き場」

本数5本に対して、作業日数は3日間。今回はお客様との打ち合わせの結果、伐採した木を敷地外に運び出すのではなく、すべて敷地内に並べて処理する方法を取りました。

これにより搬出費用を抑えられるメリットがある一方、狭い敷地の中で木材の置き場を確保しながら作業を進めるという別の難しさが生まれます。実はこの現場で一番気を遣ったのが、まさにこの置き場のスペース確保でした。

狭小地かつ傾斜地のため、切った木をただ積み上げるわけにはいきません。斜面に沿って木が転がったり崩れたりしないよう、杭を打ち、1本ずつ横向きに丁寧に差し込むように並べていく方法で対応しました。崩れ防止だけでなく、並べた木自体が土止め(土留め)の役割を果たすよう、配置にも計算が必要です。

最後の伐倒こそ「丁寧に丁寧に」

上部の枝をすべて落とし終えた後、残った幹を根元から倒す「最後の伐倒」は、特殊伐採の中でも特に集中力が求められる工程です。狭い敷地内にはすでに切り下ろした枝や幹が並んでいます。その隙間を縫うように、正確な方向へ倒さなければなりません。今回は5本すべて、倒した後にそのまま土止めの列にきれいに差し込むことに成功しました。

計画通りの位置に、計画通りの向きで倒す——言葉にすると単純ですが、傾斜地で足場が不安定な中、1本ずつ確実にやり切るには相応の経験と段取りが求められます。

安全第一を貫いた3日間

ソーラーパネル、電線、傾斜、狭小地——今回の現場はどの要素を取っても「安全第一」が強く意識される条件ばかりでした。3日間の工程を通じて、設備の破損もケガもなく、すべての作業を無事に完了できたことにホッとしています。ご依頼いただいたお客様にも、仕上がりに満足していただけました。

「倒せない木」でお困りの方へ

「重機が入れない」「電線やソーラーパネルが近い」「斜面で倒す場所がない」——こうした理由で他社に断られた経験がある方、ぜひ一度ご相談ください。リバースウッドでは長野県内の別荘地・住宅地を中心に、ロープクライミングによる特殊伐採を行っています。現場の写真をお送りいただくだけでお見積もりが可能です。遠方にお住まいで立ち会えない場合も、作業前後の写真報告で対応いたします。

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