軽井沢の敷地にて、草刈りと刈草の処分を行いました。
草を刈るだけなら、表面をなでれば終わります。でも今回は、伸びた草を刈り倒した先に、もうひとつ手を入れるべき層がありました。

刈り始めて分かった、地面の状態
作業前の見立てでは、1年以上手が入っていない様子でした。実際に刈り進めていくと、予想通り新しく伸びた草の下に、前年の枯れ草がそのまま積もっていました。
草が二層構造になっている状態です。上に伸びた草が屋根のように光を遮り、その下では枯れ草と土が湿ったまま。手を入れると、じっとりと湿気を含んでいるのが分かります。
こうなると地面まで光も空気も届きません。枯れ草は分解されずに残り続け、湿った層がさらに厚くなっていく。翌年もその上に草が伸びて、また同じことが繰り返されます。
刈るのは「今年の草」だけではない
そこで今回は、伸びている草を刈るだけでなく、その下に堆積していた古い草にも刃を入れ、まとめて粉砕しました。
刈払機の刃を、地表すれすれの層まで届かせる。積もった枯れ草を細かく砕いて、風と光が地面まで通るようにする。作業としては手数が増えますが、ここを飛ばすと来年も同じ状態から始めることになります。


ジメジメと腐りかけていた古い草も、細かく砕いて空気に触れさせれば分解が進みます。おそらく来年には、きれいに土へ還っているはずです。
粉砕刈りは、集草を楽にするだけの技術ではない
刈った草を細かく砕く「粉砕刈り」は、もともと集草の手間を減らすために行っています。細かくなった草は地面に馴染み、かき集める作業が大幅に軽くなる。処分する量が減れば、その分の費用も抑えられます。
ただ今回のような現場では、それだけではない効果が出ます。
堆積した層を砕いて風を通すことが、翌年以降の管理を楽にする。厚く積もった枯れ草を放置すれば、それは来年の作業量として跳ね返ってきます。逆に、いま分解しやすい状態にしておけば、次に伺うときの現場は確実に軽くなっています。
刈るという行為を、その日の見た目を整える作業と考えるか、翌年の状態を作る作業と考えるか。同じ刈払機を持っていても、そこで手の入れ方は変わってきます。
放置期間が長いほど、回復にも時間がかかります
1年ぶりであれば、今回のように一度しっかり手を入れれば戻せます。ただ、これが数年放置された敷地になると話は変わります。
参考までに、同じ約100坪でも、毎年手が入っている敷地なら半日で仕上がります。今回のように枯れ草の層まで処理すると、倍の時間がかかりました。


枯れ草の層が厚くなり、ツル性の植物や灌木が根を張り、草刈りというより藪の伐開に近い作業になっていきます。当然、費用も日数も増えます。
「今年は行けないから、来年まとめて」そう考えたくなる気持ちは分かりますが、土地は待っている間も変化しています。年に一度でも手が入っていれば、その状態を保つのはずっと簡単です。
軽井沢の別荘地の草刈りは、リバースウッドへ
「しばらく行けていないので、どうなっているか分からない」「草だけでなく、下がどうなっているか心配」そうしたご相談も歓迎です。軽井沢をはじめ、長野県内の別荘地・住宅地に対応しています。
敷地のお写真をお送りいただくだけでお見積もりが可能です。遠方にお住まいの別荘オーナー様も、ご不在のまま作業から写真報告まで一貫して対応いたします。刈った草の処分もお任せください。
作業データ