【蓼科の特殊伐採事例】電線と電話線の上に伸びたナラの大枝をリムウォークで一本ずつ処理

蓼科湖近くの鹿山別荘地にて、電線の上に横へ大きく張り出したナラの枝を、特殊伐採で剪定しました。

枝の下は「電線と電話線」そのまま落とせない条件

今回の対象は、横方向へ大きく伸びたナラの枝です。真下には電線が通っており、さらに別荘へ引き込まれた電話線も走っていました。

木そのものの高さや太さより、枝の下に何があるかで難易度が決まります。今回はまさにその典型で、切った枝をそのまま落とすことは一切できません。電線を切断すれば当然大事になりますし、電話線も同様です。

リムウォークで枝先まで進み、細かく刻みながら落とす

そこで今回は、ロープとハーネスで木に登る特殊伐採で対応しました。幹から枝の上を歩いて進むリムウォークで枝先まで移動し、そこから細かく刻みながら手前へ向かって処理していきます。

一度に大きく落とせば早いのですが、この現場ではそれができません。1カットごとに、切った断片がどこへ落ちるかを確認しながら進めます。細かく刻むほど時間はかかりますが、落下物が軽くなり、万一のときの被害も小さくできます。

枝先という不安定な足場の上で、下の電線と電話線の位置を常に意識しながらの作業です。時間をかけることそのものが、この現場では安全対策になります。

この時期はハチにも注意が必要です

もうひとつ、夏から秋にかけての現場で気をつけているのがハチです。

特にナラの木は、カットした切断面から樹液がにじみます。その匂いを嗅ぎつけてハチが集まってくることがあり、これは近くに巣がなくても起こります。切ったそばから寄ってくるという状況です。

樹上でロープに吊られている状態では、急な回避行動が取れません。慌てて動けばそれ自体が危険につながります。だからこそ、ゆっくりと、慎重に作業を進める必要があります。この時期のナラの剪定では、切り方の判断と同じくらい、こうした自然条件への備えが大切になります。

根元までカット完了、枝は敷地内で処理

半日の作業で、問題の枝は根元まで無事にカットできました。電線・電話線ともに損傷はありません。

伐った枝は、敷地内で片付けさせていただきました。別荘地では搬出のコストが費用に直結するため、敷地内で処理できる場合はその方法をご提案しています。

電線や引き込み線の近くにある枝は、伸びるほど作業の難易度と費用が上がります。接触してからでは電力会社との調整が必要になるケースもあり、対応までに時間がかかることもあります。

「まだ触れてはいないが、そのうち届きそう」その段階が、最も安全かつ費用を抑えて対処できるタイミングです。

「電線の近くの枝」でお困りの方へ

「枝が電線や電話線の上に伸びている」「自分では絶対に切れない」「重機が入らない場所にある」こうしたご相談は、リバースウッドにお任せください。蓼科・茅野をはじめ、長野県内の別荘地・住宅地で対応しています。

敷地のお写真をお送りいただくだけでお見積もりが可能です。遠方にお住まいの別荘オーナー様も、ご不在のまま作業から写真報告まで一貫して対応いたします。

作業データ

場所
長野県茅野市 蓼科・鹿山別荘地
樹種・本数
ナラ1本(大枝の剪定)
作業内容
特殊伐採による枝の剪定・枝の敷地内処理
作業時間
半日
作業方法
ロープクライミング・リムウォークによる枝先からの分割カット
特殊条件
枝の直下に電線および別荘への引き込み電話線、落下地点を1カットごとに確認しながら処理。ナラの切断面に集まるハチへの警戒

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